マンションの外壁剥がれを補修したい! 無足場工法がおすすめな理由!
マンションの外壁剥がれを修繕したいとお考えではありませんか?
マンションの外壁剥がれが目立つと、建物の美観を損ねるなど、多くのデメリットがあって気になりますよね。とはいえ、修繕するにしても、どんな方法でどこに依頼すればよいのか、どんな点に注意すればよいのかなど、よく分からないこともあるはずです。それに、なるべく修繕費用を安く抑えることができるのに越したことはないでしょう。
そこで今回は、マンションの外壁剥がれについて詳しく解説します。
- マンション外壁剥がれの原因と影響
- マンションの外壁剥がれは計画立てて修繕すること
- 無足場工法による修繕の主なメリット
- 外壁剥がれの修繕後のメンテナンス方法
- オフィスチャンプでマンションの外壁剥がれを修繕した事例
この記事を読むことで、マンションの外壁剥がれを修繕するポイントがよく分かります。マンションの外壁剥がれの修繕をお考えの方には、お役に立つ内容です。
1.マンション外壁剥がれの原因と影響
最初に、マンションの外壁剥がれの主な原因や影響について詳しく解説します。
マンションの外壁剥がれの原因
マンションの外壁剥がれの主な原因を、具体的に見ていきましょう。
紫外線
マンションの外壁剥がれの原因として、紫外線が挙げられます。紫外線は、外壁塗装の塗膜や外壁材を劣化させるからです。特に、日当たりがよい外壁は、紫外線の影響により剥がれやすくなります。また、同時に色あせやひび割れなどが見られることも多いでしょう。
風雨
風雨も、マンションの外壁剥がれの原因の一つです。風雨に含まれる水分や汚れは、外壁塗装の塗膜や外壁材が劣化する原因になります。汚れたまま放置すると劣化が進んで、剥がれが悪化しやすいため、こまめに外壁を洗浄することがおすすめです。
飛来物の衝突
飛来物が衝突することで、外壁剥がれが起きることがあります。特に、台風などで暴風が吹き荒れているときは、植木鉢の破片などの硬い飛来物が衝突して、外壁剥がれが起きやすいので注意しましょう。また、鳥やボールなどが衝突し、外壁剥がれの原因になることもあります。
経年
外壁剥がれの原因として、経年も挙げられます。たとえば、外壁塗装の塗膜は、10~15年程度で寿命を迎え、剥がれやすくなるものです。また、タイル外壁やサイディング外壁も、経年により寿命を迎えて剥がれてくることがあります。経年が原因で外壁剥がれが起きた場合は、すでに外壁塗装や外壁材が寿命を迎えたと判断し、早めに修繕するとよいでしょう。
施工不良
外壁剥がれは、施工不良によっても起こります。たとえば、外壁塗装の下地材と塗料の相性が悪い、雑な塗装方法のために下地材や塗料がきちんと定着していない、外壁材の接着が不完全などです。施工不良は、完全に業者の落ち度になります。ただし、施工不良による外壁剥がれかどうかを判断するには専門知識が必要になるため、信頼できる業者に現場視察を依頼することがおすすめです。
マンションの外壁剥がれの影響
マンションの外壁剥がれがあるとどんな影響があるか、具体的に見ていきましょう。
建物の美観を損ねる
マンションの外壁剥がれは、建物の美観を損ねます。実際に、外壁剥がれが見られるマンションは、汚れて見える、築年数より古く見えるなど、マイナスの印象になるものです。マンションの美観を維持するためにも、外壁剥がれを放置するのは厳禁といえます。
建物の耐久性が低下する
マンションの外壁剥がれは、建物の耐久性の低下につながります。外壁剥がれがある状態では、外壁の強度が十分にないと判断できるからです。外壁の強度は、建物全体の強度に大きく影響します。そのため、外壁剥がれが見られる場合は、外壁の強度が低下しており、震度5弱程度の地震でも建物が損壊することがあるでしょう。
雨漏りの原因になる
マンションの外壁剥がれは、雨漏りの原因になります。外壁剥がれが起きた部分から雨水が入り込み、屋内での嫌な臭いやカビの繁殖、内壁のシミなどの原因になるので、注意してください。外壁剥がれからの雨漏りは、外壁の内部を腐食させてボロボロにしてしまうのもデメリットです。
住民の満足度が低下する
住民の満足度が低下するのも、マンションの外壁剥がれの影響になります。前述したように、マンションの外壁剥がれがあると、建物の美観を損ねる、耐久性が低下する、雨漏りの原因になるなど多くのデメリットがあるものです。マンションの住民にとってはいずれも大きなマイナス要因であるため、満足度が低下するのも自然なことといえます。
建物の資産価値が低下する
マンションの外壁剥がれがあると、建物の資産が低下してしまいます。実際に、外壁剥がれが見られるマンションは、売却先や賃貸先がなかなか見つからないことが多いものです。場合によっては、取引条件を大きく妥協する必要もあるでしょう。建物の資産価値を守り、希望する取引条件での売却や賃貸を実現するためにも、マンションの外壁剥がれを修繕すべきなのです。
2.マンションの外壁剥がれは計画立てて修繕すること
マンションの外壁剥がれは、計画立てて修繕することがポイントです。
マンションの外壁剥がれを見つけたらどうする?
マンションの外壁剥がれを見つけたら、まずは、どんな状態か目視で観察してみましょう。剥がれが見られる位置や範囲・状態を、なるべく正確に把握してください。可能であれば、スマホでもよいので撮影しておくと、業者に相談する際に役立ちます。その後、信頼できる業者に連絡して現場視察を依頼し、どんな状態でどんな修繕が必要か、プロの視点からアドバイスをもらうとよいでしょう。
マンションの外壁剥がれを計画立てて修繕すべき理由
マンションの外壁剥がれは、以下のような理由から計画立てて修繕すべきといえます。
工期が数週間程度かかることがある
マンションの外壁剥がれの範囲が広い、状態がひどいといった場合は、工期が数週間程度かかることがあります。簡単な修繕で済めば、1~数日程度で終わることもあるでしょう。しかし、大規模な修繕が必要になれば、工期が長引き、住民の生活に大きな影響が出ます。そのため、マンションの外壁剥がれを修繕するには、計画立てて進めることが必要なのです。
管理組合に承認を得る必要がある
マンションの外壁剥がれを修繕する場合、管理組合に承認を得る必要があります。修繕費用は、管理組合が管理している修繕積立金から出すことが一般的だからです。管理組合から承認を得るには、外壁剥がれを修繕する必要性が高いこと、修繕費用が適切であることなどの審査を受けることが必要になります。したがって、きちんと計画立てて修繕すべきなのです。
住民に余裕を持って通知する必要がある
住民に余裕を持って通知する必要があることも、マンションの外壁剥がれを計画立てて行うべき理由です。工期中は、塗料などの臭いや工事の振動、業者の車両の移動などにより、住民の生活に不便を与えてしまいます。そのため、余裕を持って通知し、住民の理解を得ると共に、工期中は洗濯ものを屋外に干さないなどの対策をしてもらうことが大切です。住民への通知は、修繕を開始する1週間前までには行いましょう。
3.無足場工法による修繕の主なメリット
マンションの外壁剥がれは、無足場工法により修繕すると多くのメリットがあります。
修繕費用の削減
無足場工法を採用すると、修繕費用の削減につながります。無足場工法では足場を組まないため、足場代がかかりません。通常、マンションの外壁修繕では、数十万円程度~の足場代がかかります。しかし、無足場工法なら足場代が不要になるため、その分修繕費用が安くなるのです。
工期の短縮化
工期の短縮化も、無足場工法を採用するメリットです。無足場工法では、足場を組んだり解体・撤去したりする工程がありません。そのため、半日~2日程度の工期の短縮につながります。少しでも早く仕上げたい、特定の日には修繕を終えたいといった場合には、特に重宝することでしょう。
屋内で圧迫感を覚えにくい
無足場工法では、屋内で圧迫感を覚えにくいのもメリットになります。マンションの外壁剥がれの修繕で足場を組む場合は、修繕が完了するまでそのままにするため、常に窓を閉めたままになるのが一般的です。すると、屋外からの光が入りにくく、視界が悪くなり、室内で圧迫感を覚えることがあります。感受性が豊かな人には、室内で過ごすのが耐えられないこともあるでしょう。無足場工法では、こうした圧迫感がないため、屋内で快適に過ごすことができます。
防犯性が高い
防犯性が高いことも、無足場工法の大きなメリットです。通常、マンションの外壁修繕は、足場を組んで行うことになります。すると、不審者が足場を使って上階へ簡単にアプローチすることが可能になるのです。また、足場を組む場合は、同時に養生シートで周囲を覆うことが多く、視界が悪くなるため、犯行が外部から見えづらいのもいけません。その点、無足場工法なら、足場を組まないため、防犯性に優れています。作業時間外に養生シートを解放しておけば、なお安心です。
防災性が高い
無足場工法は、防災性が高い点でも優れているといえます。足場は、台風による強風や地震による揺れの影響を受けやすく、場合によっては、崩れてしまうことがありとても危険です。実際に、足場が崩れてしまうと、周囲の建物や車が破損してしまうこともあるでしょう。場合によっては、人的被害につながることもあるため、注意が必要です。その点、無足場工法は足場を組まないため、災害時に足場が崩れる心配がありません。
4.外壁剥がれの修繕後のメンテナンス方法
外壁剥がれの修繕を終えた後は、適切なメンテナンスにより美しい状態を長く維持できます。
外壁が汚れたらこまめに洗い流す
外壁が汚れたら、こまめに洗い流しましょう。特に、台風や大雨の後、花粉の飛散量が多い日の後などは、想像以上に外壁が汚れているものです。汚れが付着したばかりなら、ホースを使って水を流すだけでも随分キレイになります。水を流すだけでは落ちない汚れについては、掃除用ブラシと専用洗剤を使用し、軽くこすってから水で流してみてください。
定期的に目視チェックを行う
外壁剥がれの修繕後は、定期的に目視チェックを行い、気になる点がないか確認してください。完璧に修繕しても、経年などの理由により、再び徐々に劣化することは避けられません。しかし、定期的に目視チェックを行っていれば、ごく初期段階で劣化を発見できます。初期段階で修繕すれば、修繕費用の節約や工期の短縮化につながるのもメリットです。
定期的に業者のメンテナンスを受ける
定期的に業者のメンテナンスを受けることも、修繕後の外壁を状態よく維持するために重要です。特に問題がないように見えても、専門的な視点でチェックすると、劣化が進んでいることがあります。定期的に業者のメンテナンスを受けていれば、外壁の劣化を初期段階で食い止めることができ、簡単な修繕で済むでしょう。
5.オフィスチャンプでマンションの外壁剥がれを修繕した事例
ここでは、当オフィスチャンプでマンションの外壁剥がれを修繕した事例を2つご紹介しましょう。
タイル外壁の剥がれを修繕した事例
タイル外壁は耐久性が高いものの、経年などの理由でタイルが剥がれてしまうことがあります。東京都のT社様の事例では、古いタイルのいくつかに剥がれが見られたため、無足場工法にて修繕を行いました。古いタイルと新しいタイルの色合わせが難しいケースでしたが、違和感なく仕上がり、とてもお喜びいただいています。
外壁塗装の剥がれを修繕した事例
東京都のHビルでは、外壁塗装が劣化して塗膜の剥がれが見られる状態でした。経年などの影響もあり、外壁塗装の色あせも目立ちましたが、無足場工法にて新たに塗り直すことで新築同様の美しい外観に生まれ変わりました。安い費用と短い工期で修繕できた点でも、大変ご満足いただいています。
まとめ
今回は、マンションの外壁剥がれについて詳しく解説しました。マンションの外壁は、さまざまな理由により剥がれが発生することがあります。マンションの外壁剥がれは、建物の美観を損ねる、耐久性が低下する、資産価値が低下するなど、さまざまなデメリットがあるため、できるだけ速やかに修繕しましょう。
なお、マンションの外壁剥がれの修繕は、無足場工法で行うと何かとメリットがありおすすめです。当オフィスチャンプも、マンションの外壁剥がれの修繕を無足場工法により数多くお受けしており、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお申し付けください。